あなたは階段や上り坂で頻繁に息切れをすることがありませんか。

誰でも激しい運動のあとは起こりやすいものですが、少しの運動で症状がでるようだと注意が必要です。呼吸器の疾患だけでなく心臓の疾患の可能性もありえます。
症状が悪化すると、服の着脱といった日常行為ですら困難になってしまいます。

そもそも息切れは運動による血液中の酸素の量が減ることで起こります。
心臓の欠陥により酸素を十分に体内に送り込めない結果息切れが起こりやすくなるのです。
ではどのような人がこの症状にかかりやすいのでしょうか。

まず喫煙者が挙げられます。それから更年期障害の方も可能性があります。妊婦も場合によっては注意をした方が良いでしょう。妊娠中は子宮が肺を圧迫することで呼吸が浅くなり息切れしやすくなるのが通常です。出産後もこの症状が改善されないようですと注意が必要になります。

では息切れの改善法とはどのようなものでしょうか。喫煙者は直ちに喫煙を止めてください。
運動不足による悪循環を避けるため、呼吸法を見直し簡易的な運動を続ける必要があります。きちんとした食事による適切な体重を維持することも重要です。
それから薬物療法で症状の進行を遅らせるのも有効です。自己判断は危険ですので、少しでも症状に疑いのある方は医師に相談してみると良いでしょう。